セキュリティベースラインの設定

現行のセキュリティ設定を規定のベースラインと比較します。管理者は、数クリックの操作で、低中高のリスク設定がセキュリティスコアに及ぼす影響を確認したり、カスタムセキュリティベースラインの設定や、すべのリスク修正などを行えます。

バックグラウンド

Salesforce Shieldは3つの主要なサービス（Platform Encryption、Event Monitoring、Field Audit Trail）から構成され、重要なSalesforceのデータ保護、モニタリング、保持に役立ちます。

活動のモニタリング

Event Monitoringにより、どう組織内のユーザーの活動詳細が確認できます。Salesforceでは、Einstein Analyticsの中のEvent Monitoring Analytics Appがあり、セキュリティやアドプション、パフォーマンス最適化の観点から活動データを視覚的に表示します。また、このログインダッシュボードを利用すると、システム内で最もアクティブなユーザーが誰で、どこからログインしているか、どのユーザーエージェントからSalesforceにアクセスしているか分かります。

セキュアな取引

Salesforce利用をリアルタイムでモニターするため、活動ベースのルールを作ります。ルール違反が起こった時には対処しましょう。例えば、行われようとしている操作をブロックしたり、2段階認証を要求したり、ユーザーセッションを強制終了したりすることもできます。

データの暗号化

標準フィールド、カスタムフィールド、ファイルや添付ファイルも含め、機密データには強力な暗号化を適用します。暗号ポリシーはユーザーインタフェースから簡単なクリック操作で設定することができます。

キーと秘密を管理します

生成、エクスポート、インポートからテナントの秘密の吐きまで、暗号鍵のライフサイクル制御が可能です。SalesforceのBring Your Own Key機能を使えば、Salesforce外で生成された暗号鍵やテナントの秘密をアップロードすることができます。

監査証跡を確認

最長10年間のアーカイブされたフィールド履歴データ保持に関するオブジェクトレベルのポリシーを作成し、厳しいデータ監査と保持規制をクリアします。Salesforce Metadata APIを使うか、カスタムページを開発する、あるいは第三者のアプリケーションを利用してポリシーの作成と保持を行います。

正確さを保つ

ダッシュボードやチャートを使っていつ、誰が、どんなデータ変更を行ったかを読み取り、データが正確・完全で信頼性があることを確認しましょう。

セキュリティベースラインの設定

現行のセキュリティ設定を規定のベースラインと比較します。管理者は、数クリックの操作で、低中高のリスク設定がセキュリティスコアに及ぼす影響を確認したり、カスタムセキュリティベースラインの設定や、すべのリスク修正などを行えます。